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セットアップスーツの着こなし手引きお洒落な大人のコーデ術 fabric by Loro Piana(ロロピアーナ)

着こなし

40代からのオーダースーツ　セットアップスーツの着こなし手引き。お洒落な大人のコーデ術５選をご紹介します。働き方が多様化した今、何を着るかが日々悩ましい問題ですよね。スーツで決めたつもりが返って浮くこともありますし、ビジネスカジュアルのさじ加減も難しいですし。そんな問題を解決するのが万能に使える上質なセットアップです。「何を着るか問題」に終止符を打ちたい方は、是非ご参考にしていただけたらと思います。

40代からのセットアップスーツ　お洒落な大人のコーデ術

①スーツ　タイドアップスタイル

シアサッカーのイージーセットアップの場合、スーツ自体に特徴があるので、盛りすぎるとうるさくなるので、奇をてらわずサラッとコーディネートした方が良いと思います。セレクトしたのはシャンブレーシャツです。ブロードとかの一般的なドレスシャツだとスーツのリラックス感と雰囲気が合わないので、程好いカジュアル感とドレス感があるシャンブレーシャツは最適です。タイも同様に、シルクサテンなど光沢の強いものはスーツのテイストに合わないので、シルクでも素材感があって光沢がマットなものがお薦めです。更に、スフォデラート(裏地なし)の軽い仕立てのタイで軽快感を出すと、タイドアップスタイルがこなれて見えます。

②スーツ　リネンシャツノータイスタイル

続いてはノータイのシャツスタイルです。インナーのシャツは白無地のリネンです。シアサッカーのリラックスした感じとリネンの素材感はすごく相性が良いので、コットンのポプリンとかではなく、あえてリネンの白シャツをセレクトしました。夏のスタイルをお洒落に見せるには、引き算ばかりではなく、引いた分をどこかで足すことが大切なので、今回はネクタイを引いた分、２つ足し算をしています。先ず、タイを引いた分、スカーフを足して、コーディネートに華やかさを添えています。２つ目はシャツをタックインして、パンツのドローコードを見せるということ。ベルトループが付いているのでベルトをすることも出来ますが、イージーセットアップらしい今どきのリラックス感を出すにはベルトなしの方がお薦めです。パンツのドローコードは締めるという機能的な役割の他、「見せるもの」という役割も大きいと思います。ドローコードが見えるのと見えないのとでは、たかだか紐ですけど、かなり印象が変わるので、是非、シャツをタックインして有効活用してください。

③スーツ　Tシャツスタイル

軽量仕立てのセットアップは、カットソーやTシャツなどの軽やかなインナーがよく合います。無地のシンプルな黒Tに首元にスカーフを添えれば程好いエレガントさが加わるので、オフィスにも馴染みやすいと思います。夏のイージーセットアップをお洒落に着こなすには首の見せ方が重要です。首は３つ有って、首元、そして手首、最後は足首です。ここをどう演出するかが、ポイントになってきます。 1つ目の首はスカーフをプラスします。そして、２つ目の手首の見せ方なんですが、来客の予定がない日や休日には、ジャケットの袖を巻くってラフに着てみるのもお薦めです。その時にこんな感じのバングルや時計で手首にポイントを作ります。３つ目の首、足首の見せ方は、パンツの丈が重要になってきます。通常のクラシックなスーツのパンツ丈よりも短くして、足首を見せます。そうなると、人の視線は自ずと足首に集まるようになるので、合わせる靴に一工夫します。セレクトしたのはボルドーのスエードスリップオン。ブラウンやブラックでも良いですが、見せることを意識した、あえてのセレクトです。爽やかで清潔感があるんですけど、ほんのり色気を感じるスタイルに仕上がります。

④ジャケット　Tシャツスタイル

スーツのインナーに使った黒Tの色違いの白を利用したジャケパンスタイルです。パンツはジャケットの柄色を拾ってネイビーのコットンを合わせています。足元はビルケンのクロッグのようなデザインの靴を合わせています。カジュアル感はあるんですけど、普通のサンダルのように足の指が見えないので上品見えるので、大人のカジュアルスタイルには取り入れやすいアイテムです。このスタイルにはスニーカーやローファーを合わせるのが王道だと思いますが、休日だからこそ普段とは違うスタイルを楽しんでみるのがお薦めです。

⑤ジャケット　Tシャツスタイル

スーツのインナーに使った黒Tを利用したジャケパンスタイルです。パンツは大柄のチェックを合わせています。足元はビルケンのクロッグのようなデザインの靴を合わせています。このスタイルは、ストライプのシアサッカージャケットにチェックパンツという柄を重ねる合わせですが、休日だからこそ普段着ないスタイルで冒険してみても良いと思います。