前編・後編、2回に分けてご紹介してきましたオーダージャケット DRAPERS "Glen plaid"。 今回はグレージャケットのコーディネートを解説します。 オーセンティックをこなれて見せる妙。 さり気ない配慮が光るグレージャケットの装いをご紹介します。
上級者のグレージャケットの装い
モノトーン一辺倒にそろそろ飽きてきたら
今回のようなモノトーンベースのグレンチェックジャケットは、 今の流れとして、白シャツ×ダークトーンのネクタイといったモノトーン配色が多いかと。 勿論、モノトーンスタイルはシャープな印象でお洒落なんですけど、 お洒落上級者の方は、そろそろ飽きてませんか?(笑) そんな方にこそ、お薦めしたいのが今回のスタイルです。
グレージャケットの着こなすなら、あえて、モノトーンを避ける
今回コーディネートに使用したのは、発色のキレイなブルーストライプのクレリックのタブカラーシャツ。 グレーとブルーは相性が良いですし、何より、ブルーの爽やかさがモノトーンの色気の中和剤になるんです。 次にネクタイ。 セレクトしたのはグリーンのガルザタイ。 ガルザとは" ガーゼ"の意味で、イタリアではガーゼのように透けて織り目が立体的に浮き出る生地の総称です。
グリーンのタイは控えめな存在感を放つ名脇役
グリーンのタイって、難しいんじゃないの? そう思われる向きもあるかと。 では、シャツの色を拾ってネイビーのタイを合わせたらどうでしょうか? 合わなくはないですが、何かVゾーンが重く感じませんか? そこで効いてくるのがグリーンなんです。 グレーとグリーンは相性が良いですし、ガルザ特有の軽さとか柔らかさを注入することで、 着こなしの洗練度がぐっと上がります。 タイの柄色にはブルーが使われているので、シャツの色をさり気なく拾っています。 グレー、ブルー、グリーン、3色を用いたコーディネートながら、 色の繋がりを持たせてあるのでバランスよく纏まります。 是非、トライしてみてください!!
Bespoke Jacket(オーダージャケット)スタイリング 動画内で着用しているジャケットの詳細
■トルソー着用ジャケット■
Bespoke Jacket(オーダージャケット) : fabric by DRAPERS(ドラッパーズ)
Bespoke Shirt : LES LESTON (レスレストン)
Tie : Francesco Marino (フランチェスコマリーノ)
Chief : MUNGAI (ムンガイ)
【オーダージャケット DRAPERS "Glen plaid"】他の動画はこちら
【オーダージャケット DRAPERS "Glen plaid" 前編】
【オーダージャケット DRAPERS "Glen plaid" 後編】