以前の動画でスカーフ使いで差が出るクールビズの着こなしについてお話ししました。 今回はスカーフを使う際の疑問点についてお話しします。 先日、お客様からこんな質問がありました。 「スカーフした時って、ポケットチーフするの?」 これって、案外、迷いませんか? 今回は、この事について僕なりの考えをお話しします。 結論からお伝えすると、スカーフをした時、ポケットチーフは不要です。 その理由は2つあります。 以前の動画は下記をご覧になってください。
スカーフ使いで差が出る!クールビズの着こなし
スカーフをした時にポケットチーフが不要な理由
①スカーフとチーフは用途が違う
ポケットチーフはフォーマルスタイルには欠かせないアイテムで、 いわば、礼装には欠かせないフォーマルアイテムのひとつです。 一方のスカーフは、ノータイの首元を華やかにするアイテムで、 タイドアップよりも、リラックスした装いに用いるアイテムです。 チーフはフォーマルな装いの仕上げ、スカーフはリラックスした装いの仕上げ、 こう考えると、この2つを同時に使うことって、かなり矛盾しているような気がするんです。 ジャケットインにTシャツを着てリラックスしているのに、チーフは指しませんよね? これと同じことだと思います。
②スカーフはチーフとしても使える
これはもう、言葉の通りなんですが、スカーフはチーフとして使うことができるので、 チーフは不要ということです。 スカーフって、結構、大判で正方形の物が多いんですけど、 面積が小さいトライアングルスカーフの場合、胸ポケットに入れても膨らみすぎることがないので、 チーフとして代用することができます。 スカーフは華やかな柄が多いので、ノータイでも胸元にアクセントが作れますし、 バッグの中にネクタイを入れておけば、タイドアップにも対応できます。 以上のような理由から、僕は個人的にはスカーフをした場合、ポケットチーフは不要だとお話ししています。
Bespoke Jacket(オーダージャケット)スタイリング 動画内で着用しているジャケットの詳細
■小川着用ジャケット■
Bespoke Jacket(オーダージャケット) : fabric by Caccioppoli(カチョッポリ)
Bespoke Trousers (オーダーパンツ) : fabric by LARUSMIANI (ラルスミアーニ)
Polo : FEDELI (フェデッリ)
Scarf : Kinloch (キンロック)
■トルソー着用スーツ■
Bespoke Suit(オーダースーツ) : fabric by DRAPERS(ドラッパーズ)
Shirt : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Scarf : Kinloch (キンロック)
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Bespoke Suit(オーダースーツ)
Bespoke Jacket(オーダージャケット)
Bespoke Coat(オーダーコート)
Bespoke Shirt(オーダーシャツ)
Bespoke Shoes(オーダーシューズ)