今回はスカーフについてお話しします。 ここ数年でタイドアップしないドレススタイルも増えてきました。 そうなると、どうしてもシンプルすぎて首元が寂しいスタイルになりますよね? そんなシンプルなスタイルにサラッとひと巻きするだけでお洒落っぽさを演出できる 便利アイテムがスカーフなんです。
スカーフ使いでタイドアップしないドレススタイルが見違える
今の時代、ネクタイの代わりがスカーフです
フランスのシャルベってご存じですよね?世界的に有名なビスポークシャツの超名門です。 実はネクタイを一番最初に作ったのがシャルベと言われているんです。 何故、シャツメーカーがネクタイを作ったんでしょうか? 僕が想像するに、ネクタイは男性の数少ないアクセサリーのひとつで、 シャツの魅力を引き立てるアイテムだと考えたからだと思うんです。 そのネクタイが、今の時代、ドレスコートの概念が多様化して、絶対に必要ではなくなってきています。 でも、それでは首元が寂しいですよね。 僕は、その代わりがスカーフだと思うんです。 シルクのスカーフを巻くだけで首回りにエレガンスが加わり、大人の艶っぽさが演出できます。
歳を重ねた男の首元にこそ、光沢と柔らかさが際立つスカーフが似合う
動画では実際にスカーフを巻いているので、宜しければそちらをご覧になってください。 スカーフなしの時と比べてどうですか? スカーフを巻いた方がエレガントですし、華やかな感じがしませんか? でも、シャツのボタンを開けているので、リラックス感もあります。 あと、スカーフを巻くとシャツの襟があまり汚れないのが、すごく具合がいいですよ。 勿論、その分、スカーフに汚れが付くんですけど、家で普通に洗濯機で洗えてしまうのでとてもお手軽です。 ということで、今回はスカーフについてお話ししました。 ノータイ時代を楽しむには「上品な抜け感」を演出できるシルクスカーフを取り入れてみるのがお薦めです! 是非、試してみては如何でしょうか。
Bespoke Jacket(オーダージャケット)スタイリング 動画内で着用しているジャケットの詳細
■小川着用ジャケット■
Bespoke Jacket(オーダージャケット) : fabric by DRAPERS(ドラッパーズ)
Bespoke Shirt : LES LESTON (レスレストン)
Scarf : Kinloch (キンロック)
■トルソー着用スーツ■
Bespoke Suit(オーダースーツ) : fabric by Caccioppoli(カチョッポリ)
Scarf : Kinloch (キンロック)
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