愛知県名古屋市東区のオーダースーツ専門店ならビスポークテーラー「粋」

Commitment

当店の考えと、こだわり。お客様への約束。

最高の一着のために

この度は当店のホームページをご覧頂きまして有難うございます。心よりお礼申し上げます。
このページでは私、小川豊の自己紹介も兼ねて、オーダーサービスや洋服対するこだわりや考えをお話しさせて頂きます。
最後までお読み進め頂けましたら光栄です。

Profile

小川 豊

私は1973年9月6日、岐阜県大垣市で生まれました。
実家は昭和初期よりテーラーを営んでおり、幼少期から職人として働く祖父母の姿を見て育ちました。私の両親の代にはテーラーから婦人服の既製品を取り扱う洋服店に業態が変わりましたが、小さな頃から洋服が身近にある環境でした。

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粋のこだわり

当店は『着ることが楽しくなる服』をお仕立てすることを心掛けております。
スーツやジャケットは、それ一点で着るのではなく、シャツやネクタイ、靴など他のアイテムと組み合わせて楽しむもので、私はこれがファッションの醍醐味だと考えています。
当店のオーダースーツは高品質なだけではなく、軽く柔らかな着心地と曲線的なフォルムなど、独自のフィルターでナポリ仕立てを具現化しております。そして、着こなしやコーディネートまで含めたお話をさせて頂き、「着ることの楽しさ」を味わって頂けるように努めております。

スーツと一口に言ってもその種類は様々で、アメリカンスタイル、ブリティッシュスタイル、イタリアンスタイルなど、多岐にわたります。様々なテイストのスーツをお取り扱いする方法もありますが、当店では丸みを帯びた独特の色気を持つ南イタリアのスタイルをご紹介させて頂いております。理由は単純明快で、私自身、そのスタイルが好きだからです。やはり自分自身が好きじゃないと、洋服が大好きでオーダーしてくださるお客様との間に共感が生まれないと考えています。
オーダースーツの専門店として、得意分野を深く追求するからこそ、お店に足を運んでくださるお客様にワクワク感を感じて頂けるのではと思っております。

お店で南イタリアの空気を感じていただきたい

ヨーロッパのテーラーをイメージした正面のステージには、シーズン毎にスーツをディスプレイ。ウッドを基調とした重厚感ある店内は、什器の一つひとつにこだわり、ナポリのテーラーさながらの空間で上質なスーツをご案内させて頂きます。

知識と経験で裏打ちされたスキル

上質な生地や縫製技術を生かすも殺すも、すべてはフィッターである私の知識と技術次第です。オーダースーツの補正は、「寸法を合わせて終わり」というような単純な話ではなく、ひとつの補正を行うことで、他の箇所も連動して変化が生じるため、お客様の体型や姿勢を十分考慮しなければなりません。そのため、スーツの型紙の原理を理解した上で、頭の中で型紙を想像しながら補正を加える必要があります。
私は御年80歳のスーツ職人さんに弟子入りし、紳士服の型紙を一から学び習得しました。
その知識と経験をもとに、適切な補正を加え、更にMTMにおいても仮縫いを行い念入りに調整させて頂きます。数値だけでは測ることのできないスタイルや姿勢を鑑みて適切な補正を施し、納得の一着をお仕立て致します。

丁寧な仕事による最上級の仕立て

当店のMTMを例にした場合、その仕立ては、ハイレベルなMTMではなく、「リーズナブルなビスポーク」と捉えていただければイメージしやすいかもしれません。当店のMTMは、俗に言うパターンオーダーですが、型紙を一から作成しないことや手縫いでないこと以外は、当店のビスポークと全く同じ製法でお仕立てします。

見えない部分こそ、服作りの神髄です。

芯地などの副資材は最高級の物を使用し、スーツ作りの核となる部分は機械に任せず、職人の手で丁寧に時間をかけて行っています。特に中間プレスは、各工程終了後に念入りに行うことで服地が十分に伸縮するため、縫い上がりのツレや型崩れを防ぐことができます。
当店のスーツは、こうした見えない部分も丁寧に作業をしているからこそ、長くご愛用いただくことができます。

着ることが楽しくなるスタイリングを

スーツやジャケットは、それ一点で魅せるものではなく、シャツやネクタイ、靴など、他のアイテムとの調和によって魅力が引き立つものです。
私自身が目利きした選りすぐりのアイテムで、オーダースーツ・ジャケットをより楽しくお召し頂けるようなコーディネートをご紹介させて頂きます。

ナポリスタイルを突き詰めたデザイン

当店は、ナポリスタイルにこだわるテーラーです。芯地や肩パッドなどの副資材に極薄のものを使用することによって、軽く柔らかな着心地を実現しています。さらに、曲線的で柔らかなシルエットに、シャツ袖やフルステッチなどナポリ特有の意匠を取り入れています。クラシックなナポリスタイルを踏襲しつつ、モダンな雰囲気を纏った上質なオーダースーツをお仕立ていたします。

本来の価値を有する生地のみを
ご紹介いたします

スーツ生地の中には、正規ルートとは異なる並行輸入などで仕入れられたものが出回り、価格帯が崩れている生地が散見されます。当店では、並行輸入の生地は取り扱わず、必ず信頼のおける正規代理店から生地を仕入れることで、正しい価値の生地でお仕立てしたオーダースーツをお客様へお届けします。

取り扱い生地

イタリア

  • ANGELICO(アンジェリコ)
  • Caccioppoli(カチョッポリ)
  • CANONICO(カノニコ)
  • CERRUTI(チェルッティ)
  • DRAGO(ドラゴ)
  • DRAPERS(ドラッパーズ)
  • E.THOMAS(イートーマス)
  • LARUSMIANI(ラルスミアーニ)
  • LoroPiana(ロロピアーナ)
  • PIACENZA(ピアチェンツァ)
  • REDA(レダ)
  • TALIA DI DELFINO(タリアデルフィノ)
  • FERLA(フェルラ)

イギリス

  • BATEMAN(ベイトマン)
  • CHARLES CLAYTON(チャールズクレイトン)
  • FINTEX(フィンテックス)
  • HARDY MINNIS(ハーディーミニス)
  • Hield(ヒールド)
  • HOLLAND&SHERRY(ホーランドシェリー)
  • HUDDERSFIELD (ハダースフィールド)
  • LEAR,BROWN&DUNSFORD(リアブラウン&ダンスフォード)
  • Martin&Sons(マーチンソン)
  • MARLING&EVANS(マーリン&エヴァンス)
  • Taylor&Lodge(テーラー&ロッジ)
  • William Halsted(ウイリアムハルステッド)
  • Harris Tweed(ハリスツイード)

フランス

  • DORMEUIL(ドーメル)

当店のオーダー(お仕立て)方法について

ビスポーク(フルオーダー)

ビスポークは、お客様一人ひとりに合わせた専用の型紙を作成し、随所に手縫いの工程を取り入れお作りさせて頂きます。基本的にデザイン、サイズや体型などに制限はございませんので、よりパーソナルな一着をお作り頂けます。型紙作成、2回の仮縫い(仮縫い・中本縫い)を行う為、お仕立て上がりまで約4カ月お時間を頂戴します。
※納期は受注状況・時期により変動いたします。

MTM(メイドトゥメジャー)

MTMとは俗にいうパターンオーダーと同じで、ベースとなる型紙から補正を施し、体型に合わせていくシステムです。一般的なMTMでは仮縫いを付けることは稀ですが、当店では仮縫いを行い念入りに調整させて頂きます。お仕立て上がりまで約2カ月お時間を頂戴します。
※納期は受注状況・時期により変動いたします。

プロフィール


小川 豊

私は1973年9月6日、岐阜県大垣市で生まれました。
実家は昭和初期よりテーラーを営んでおり、幼少期から職人として働く祖父母の姿を見て育ちました。私の両親の代にはテーラーから婦人服の既製品を取り扱う洋服店に業態が変わりましたが、小さな頃から洋服が身近にある環境でした。

学生時代は、小学校3年生から高校3年生までは野球漬けの生活を送ります。高校は岐阜県立大垣商業高校へ進学。部員100名という大所帯の中、3年間、野球に打ち込みましたが3年生最後の夏の大会は準決勝敗退。甲子園出場という目標には届きませんでした。

高校卒業後は名古屋モード学園に進学しました。高校の野球部で一人お洒落な友人がいて、実は高校時代から洋服に興味を持つようになりました。当時はユニホームと学生服しか着ない生活で、私服を着る機会は滅多にありませんでしたが(笑)。
実家が洋服店ということもありますが、私がファッションの道に進んだのは友人の影響も大きかったと思います。

ここから私のファッション熱が爆発します。
当時は、アルマーニを始めとするイタリアンブランドが全盛の時代でそのスタイリッシュさに魅了されました。学生でお金はありませんでしたが、アルマーニやヒルトンタイム、ゼニアなど、買いあさっていました。クレジットカードの支払いは壮絶でした(笑)。

「将来は独立して自分のお店を持ちたい」と思っていたので、モード学園卒業後、私は洋服の販売員として様々なお店で働きました。色々な洋服を取り扱って、洋服の知識を増やしたかったので独立開業まで5回転職しました。イタリアの既製品に数多く袖を通すことで養われた感性が、今現在、テーラーとしてお客様にご紹介させて頂いている当店のスーツに活かされていると思います。

独立前、最後の転職先として、名古屋の老舗繊維商社 タキヒヨー株式会社様へお世話になりました。
私はここで、あるお客様との出会いによりオーダーメイドの魅力に引き込まれました。そのお客様にご注文頂くスーツやジャケットが抜群にお洒落でした。襟幅は何センチにしよう、その場合、ゴージ位置はどこが良いか。袖幅をどう調整すればエレガントに見えるかなど、細部に渡りミリ単位の調整のご依頼を頂きました。当時の私はオーダーの知識が乏しく、お客様のご要望にどうやったらお応えできるのかを必死に考えていました。そうする中で、オーダーの知識も増え、スーツのフィッターとして成長させて頂くことができました。

とても充実した日々で、独立するのではなく、このまま働かせて頂きたいなという思いもありました。ですが、私は甲子園出場という目標を叶えられず高校野球を終えたのでどこか挫折感を持っていました。「結局、今まで何も成し遂げてないよな?」そう思い、タキヒヨー様への最大限の感謝の気持ちを持ちつつ、独立開業を決意しました。

「粋」という店名


実は「粋」というお店は、タキヒヨー様の社長(当時)が作られたお店で、店名も当時の社長がお考えになられました。

私が独立後も「粋」という店名を使わせて頂いているのは、当時の社長への恩義があるからです。幾ら独立を目標としてきたとは言え、独立前の私は不安でいっぱいでした。
「もしかしたら失敗するかもしれない」という不安な気持ちを持つ中、店名やお客様をそのまま引き継がせて頂けたというのは、未だに本当に有難いと思っています。会社を去る私に対して、そこまでして頂けたことは感謝の気持ちでいっぱいですし、その想いがあるからこそ、今も「粋」という店名を大切に使わせて頂いています。

正直なところ、一度だけ店名を変えようかな?と考えたことがありますが、思い止まりました。そこで店名を変えたら、人としての筋が通らないですから。引き継がせて頂いたお店を全身全霊で守り抜いて成長させることが私の使命ですし、それが僅かばかりですが、当時の社長への恩返しになるかなと思っています。これからもずっと、この「粋」という店名を大切に使い続けていきます。

今までの粋と、これからの粋

独立する前の会社員時代は洋服ばかり買っていたので貯金は0。独立を決意してから半年で200万円貯めました。しかし、その資金ではお店を内装業者の方に頼んで作るということは出来なかったので、大工をやっていた高校時代の野球部の友人に手伝ってもらい、自分でも解体作業をやってお店を作りました。

その2年後に現在の名古屋市東区泉一丁目に移転しました。独立直後のように資金が200万円しかないという状態ではありませんでしたが、まだまだ充分な資金はありません。内装は、家具屋さんの友人に頼んで什器を作ってもらい、壁や天井、床などは、独立するときに力を貸してくれた大工の友人にもう一度助けてもらいました。そうやって何とか最小限の費用で移転オープンしました。

そしてその4年後、「お店の扉を開けた瞬間、ヨーロッパのテーラーにいるような雰囲気を味わって頂けるように」という想いを込め、思い切って現在の内装にリニューアルしました。


現在、当店ではスーツ・ジャケット・コート・シャツのMTMとビスポーク、靴のMTMをご案内しています。今後は靴のビスポークをはじめ、レザー、鞄、メガネなど、メンズファッションに関わる様々なアイテムをオーダーでお楽しみ頂ける究極のオーダーのセレクトショップにしていきたいと思います。

そして、強いこだわりのあるお客様に感動して頂けるようなクオリティーやスタイルを追求し、同時に自分自身のスキルを突き詰めていきたいと思います。

経歴・沿革

1992年
岐阜県立大垣商業高校 経営科 卒業
1995年
名古屋モード学園 ファッションビジネス学科 卒業
1995年〜2004年
アパレル会社に就職し、ゼニアのスミズーラを取り扱うショップやセレクトショップなどで販売員として勤務
2004年~2010年
タキヒヨー株式会社 粋 勤務
2010年9月
ビスポークテーラー粋として独立開業
2012年11月
名古屋市東区泉一丁目に移転
2016年8月
内装をリニューアルし現在に至る
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