オーダースーツの着こなしについてお話させて頂きます。 誰もが持っているストライプスーツですが、 定番ゆえ、コーディネート次第では変化に乏しい印象に陥る危険性もあります。 定番柄の安心感を活かしつつ、新しさを吹き込む着こなしのコツをご紹介させて頂きます。 写真のオーダースーツは、DRAPERS (ドラッパーズ) のWINTER BLAZONで仕立てたダブルのスーツで、 控えめなワイドストライプのとても上品なスーツ生地です。 このスーツを躍動感あるコーディネートにする方法をお伝えします。
ストライプスーツの着こなし
スーツとシャツの柄合わせについて
写真のオーダースーツの場合、スーツは控えめなワイドストライプなので、 シャツはスーツよりも幅の狭いストライプを選びます。 スーツの柄が繊細な分、強い柄のシャツで柄に緩急をつけるとVゾーンに動きが生まれます。 無地シャツを合わせても良いですが、柄と柄を組み合わせると、より新鮮なスタイルを楽しむことが出来ます。
スーツ・シャツ・ネクタイの組み合わせについて
スーツより幅の狭いストライプシャツを合わせてVゾーンに奥行きが生まれたので、 今度は大柄のネクタイで前に出るようなポイントを作ります。 こういった視覚的効果を利用することで、立体的で躍動感のあるVゾーンが作り出せます。
スーツ・シャツ・ネクタイの色使いについて
スーツのグレーをシャツの柄色で拾い、シャツの柄色のベージュをタイで拾って色の繋がりを作っています。 ネイビーベースのタイで全体を引き締めると知的でクールな印象になります。 去年からのトレンドで同色系で纏めるワントーンスタイルが主流ではありますが、 個人的には、グレーの場合ならコーディネートにベージュ系を差すスタイルが新鮮に映ります。
オーダースーツの着こなし ストライプスーツの基本 まとめ
オーダースーツとシャツの柄は大小で緩急をつける
オーダースーツとシャツの柄は大小で緩急をつけたらネクタイで動きをつける
オーダースーツとシャツ、ネクタイで色の繋がりを待たせる
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オーダースーツの着こなし コーディネートの基本