オフの日も活躍するオーダーシューズ、JOE WORKSのラスト06でオーダー頂いたローファーをご紹介します。JOE WORKSには3種類のラストがあります。ドレスラストのJOE-0、ラウンドラストのJOE-06、その中間的なフォルムのJOE-01。今回のローファーは、JOE-06でオーダー頂いたもので、ラウンドトゥで程好くボリューミーなフォルムが特徴です。お選び頂いた革は、アリゾナレザーのネイビーです。
ジョーワークス "ペニーローファー"
アリゾナレザー 特徴
アリゾナレザーは、イタリアのトスカーナのタンナー製のイタリアンショルダーです。牛の肩部分のみをイタリアの伝統的なバケッタ製法によって鞣し、一見すると分厚くヘヴィーな印象を受けますが、実際は思いのほか柔らかくて耐久性があり、エイジングによる色の深みや艶が楽しめます。バケッタ製法とは、クロム、ベンジン系着色剤は一切使用せず、植物性タンニンをじっくり時間をかけて染み込ませながら鞣す、イタリアンレザーの伝統的な製法の一種です。
JOE WORKS ローファーのサイズ感と履き心地
JOE WORKSのラウンドラストのJOE-06は、ドレスラストに比べるとゆとりがあるサイズ感ですが、ローファーの場合は、サイズ感の調整には注意が必要で、レースアップシューズのように靴紐で甲の寸法を調整することができません。甲高の人の場合慎重にフィッティングと補正を行うのは勿論ですが、革選びも履き心地に影響を及ぼします。硬い革を選ぶと馴染みが悪いので当たりが強くなるので、馴染みが良い柔らかい革を選ぶことも大切です。そういう意味では、今回お選び頂いた問題が起きる危険性が高まりますので、今回お選び頂いたアリゾナレザーは、しっとり柔らかな質感なので、ローファーに適しています。
無骨な履き心地が楽しめるミッドソール入りのローファー
ジョーワークスのローファーは、通常はシングルソール仕様ですが、今回はオプションでミッドソールをお選び頂きました。分厚いソールは、ややポッテリしたラウンドラストのJOE-06ととても相性が良く、上品さをキープしつつ、程好い無骨さが味わえる仕様です。
文句なしに歩きやすくなる "ビブラム" ローファー
JOEWORKSのローファーは、通常はレザーソール仕様ですが、オプションで多数のソールを選ぶことができます。ビブラムというと登山靴のようなゴツいソールをイメージする方もいらっしゃると思いますが、今回使用したのはビブラム2055というドレスシューズ用のソールで、弾力がありクッション性が高い素材です。スタッズはあまり高くないですが、ソール全体で地面を捉えてくれるイメージで、耐久性が良いので、よく歩かれる方にはオススメです。
ジョーワークス ペニーローファー メイドトゥメジャー詳細
MODEL Penny loafers
LAST JOE-06
アッパー素材 ARIZONA / NAVY
ライニングカラー NAVY
コバ色 BLACK
底材 VIBRAM#2055
スペシャルリクエスト ・ミッドソール ・シューツリー
プライス Penny loafers(ペニーローファー) ARIZONA ¥98,000+tax~ ※仕様などにより変動します。
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