DRAPERS(ドラッパーズ)のメランジウールを使用したグレンチェックのオーダースーツをご紹介します。 ビジネススーツの基本色として安定した人気を誇るネイビーとグレーですが、 2019秋冬は、英国の伝統柄に見られるシックなグレーのスーツが気分です。 クラシック回帰の流れを最も体現できるスーツとして注目です。
オーダースーツ シングル2ボタン スリーピース DRAPERS(ドラッパーズ) メランジウール グレンチェック
正統なクラシックスタイルはスリーピースで最も際立つ
シックに装えるグレーの持ち味は格調ある正統感で、 これを最大限に引き立てるなら上下のスーツよりもスリーピースが最適です。 シングル、ダブル、襟付きなど、様々なデザインのベストが存在しますが、 ここでは、スリーピースの基本である襟無しのシングルベストをチョイスしました。 腰ポケットは両玉縁のフラップ無しのミニマルなデザインで、 グレースーツ特有の高貴で上品な雰囲気を際立たせてあります。
ビジネススーツのグレンチェックはシャドー柄が最適
グレンチェックをビジネススーツで取り入れるのに最適な方法は柄選びにあって、 狙うべきは、無地感覚のシャドー柄のグレンチェックです。 杢糸使いのグレーと同色のグレンチェックは、ブリティッシュな趣を薫らせながらも抑制の効いた柄ゆえ、 ビジネススーツとして難なく取り入れられます。
近づいて初めて分かるベストのハズシ
一見無地に見えるシャドーグレンチェックのスーツは、その控えめな柄表現ゆえ、 ビジネススーツに最適であることはお話しさせて頂いた通り。 ですが、イタリアのファッションが好きな方の中には、物足りなさを感じる人もいらっしゃると思います。 そんな方に是非ともお薦めしたいハズシのテクニックがこちらで、 遠目には3つ揃いのスリーピースに見えるけれど、実はベストの柄が違うというテクニックです。 一番有効な方法は同じ生地の柄違いを選ぶことで、そうすれば素材感もベースカラーも同じなので、 よりスリーピース感が出て、さり気なく外し技を着こなしに忍ばせることができます。
ロンストシャツで軽快な装いに
スーツがシックなので、その分シャツ&タイで適度に遊びを取り入れると、 英国クラシックを薫らせつつも、イタリアらしいモダンな雰囲気を醸し出すことができます。 Vゾーンが狭いスリーピースは強い柄のシャツ&タイと相性が良いので、 ロンストのシャツを合わせると躍動感のある胸元を演出することができます。 色使いをグレーで統一すれば纏まりが生まれ、エレガントさはキープできます。
Bespoke Suit(オーダースーツ)スタイリング詳細
Bespoke Suit (オーダースーツ) : fabric by DRAPERS (ドラッパーズ) }
Shirt : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Tie : FRANCO BASSI (フランコバッシ)
Chief : MUNGAI (ムンガイ)