軽いオーダーコート DRAPERS "Gunclub check"(ドラッパーズ "ガンクラブチェック")

オーダーコート / 2020/11/23


当店でお仕立てしているスーツやジャケットは軽さと柔らかさが特長です。 その上からサッと羽織れるような軽快なコートをご紹介させて頂きたいという想いから作り上げたのが今回のオーダーコートです。 ジャケット感覚でお召し頂ける一着をご案内します。

オーダーコート ラグランスリーブ ベルテッド

軽やかなオーダーコート おすすめ生地は中肉のジャケット素材


私がセレクトした生地はドラッパーズのガンクラブチェックです。 ウール90%・カシミヤ10%で360gのこの生地は、実はジャケット用としてリリースされている素材で、 オーダーメイドコートの一般的な生地ウエイトが550g前後なのに対し、360gですから圧倒的に軽いんです。

オーダーコート生地 おすすめはカシミヤ混のウォーム感

そして着心地を左右するもう一つのポイントとして"素材感"があります。 ただ軽いジャケット生地を選べば良いということでもなく、コートである以上は保温性も必要です。 そこで活きてくるのが、10%混紡されたカシミヤです。 カシミヤの魅力は、何といってもあの温かくふんわりとした柔らかさと軽さですよね。 暖かさを保つには「体温を逃がさないこと」がポイントで、その壁の役目をするのが衣服(洋服)です。 その壁(衣服)の機能で大きな働きをするのが「空気」なんです。 暖かいと感じるには、如何に衣服に空気をたくさん蓄えるかが重要です。 カシミヤなどのウールは1本1本の繊維はチリチリと縮れていて、この縮れを「クリンプ」と言います。 このクリンプが複雑に絡み合っているので空気をたくさん抱き込むことができ、体を包んでくれるんです。 だから、この生地は軽量だけど暖かいという特性を持っているんです。

今どきオーダーコートのシルエットとデザイン ラグラン&ベルテッド


このコートのデザインは、ダブルのラグランスリーブでベルテッド仕様です。 ではなぜ、ラグランのベルテッドが今どきなのか?チェスターコートと何が違うのかをご説明します。 大きく違うのがシルエットです。 少し改まった感じで着用することが多いチェスターコートは、どらかというとタイトフィットで作ります。 一方のラグランスリーブは、デザインの特長として肩回りの自由度が高いので、タイトフィットには不向きで、 ゆったりしたボックスシルエットorAラインシルエットで作ります。 今のファッションはタイトシルエットではないので、ルーズなラグランコートの方が時代にフィットします。 当然、スーツやジャケットもタイトフィットではなくなっているので、 その上に羽織るコートもゆったりしていた方が全体のバランスがキレイです。 軽く柔らかな仕立てとゆとりあるシルエットにより、寛いだ雰囲気が実にサマになります。

バックスタイルにこそ、オーダーコートの優雅さが表れる


あと、個人的思うのが、ゆったりシルエットのコートを大人が羽織ると優雅だと思うんです。 年齢を重ねたからこそ醸し出される余裕が滲み出るような気がします。 バックスタイルに見られるこのドレープこそ優雅さの象徴で、 大人の男性が着こなすからこそカッコいいと思います。

洒落者だからこそ、オーダーコートをカジュアルに楽しむ


カジュアルに着るならジャケットの方に分があると思われがちですが、 リラックスシルエットのラグランコートなら肩の力を抜いた着こなしが楽しめます。 シャツ&スカーフの着こなしや、シンプルに黒のタートルネックを合わせて着こなせば、 ジャケパンよりもぐっと新鮮でお洒落に見えますよ。 勿論、スーツやジャケットのビジネススタイルとも好相性なので、オンオフ問わず着用できます。

Bespoke Coat(オーダーコート)スタイリング詳細

Bespoke Coat (オーダーコート) : fabric by DRAPERS(ドラッパーズ)
Shirt : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Scarf : Kinloch (キンロック)

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小川

お客様のお話をじっくりお伺いさせていただき、ご要望にお応えできるように努めております。オーダーメイドの製作のみならず、スタイリングやコーディネートのお手伝いをさせて頂くことで、お一人お一人の魅力引き立つファッションをお楽しみいただくことが一番の喜びです。是非、お気軽にご相談、お問い合わせください。