着こなし自在なサマーコーデュロイのオーダーセットアップスーツをご紹介します。 ビジネスだけではなく、カジュアルな着こなしが楽しめるメンズセットアップスーツは、ドレスクロージングの新たなアイテムとして注目されています。 ビジネススーツとは違ったリラックス感が魅力です。
セットアップスーツこそ、仕立てに差が出る
ドレスアップするビジネススーツでも、カジュアルに着こなすイージーセットアップスーツであれ、 どんなスーツでも、大人が着るスーツの基準は仕立てにあります。 流行のセットアップスーツの場合、ともすると、一番大切な仕立ての部分が軽視されがちですが、 むしろ、イージーセットアップスーツであるからこそ、体に合ってシルエットがキレイじゃなければ ただのカジュアルな服と変わりがなくなってしまいます。
仕立てのキモはジャケットの立体感
Tシャツの上にサッと羽織れるセットアップスーツは軽快な仕立てが魅力です。 セットアップスーツの場合、この軽さを表現する為、芯地などの副資材を無くすことが多いのですが、 これが、ジャケットの立体感に大きく関わってくるんです。 芯地はジャケットに立体感を出したり保形したりするのが主な役割ですが、 それが無いわけなので、当然ですが、平面的でどこか安っぽい仕上がりになりがちなんです。 でも、それでは大人が着るに相応しくないですし、わざわざオーダーで作る意味がありません。 そこで重要になってくるのが仕立ての技術です。 芯地に頼ることなく仕立ての技術のみでスーツに立体感を出すことは、普通にスーツを作るよりも難しく、 高い技術を必要とする究極の仕立てだと言えます。 その仕立ての良し悪しが如実に表れるのが、イージーセットアップスーツなんです。
セットアップスーツの仕立ての差はここに出る
芯地がないと立体感を出しにくいですし、保形が出来ないので、 既製品の多くは肩部分にタスキシワという斜めにシワがでることがあります。 これはある意味、仕方がないことですし、イージーセットアップスーツを着る場合、 ある程度は許容する必要があるかもしれません。 でも、高い技術によって入念に仕立てられたイージーセットアップスーツは、タスキシワが出難いのも事実で、 上質な仕立てによって作られたセットアップスーツは、襟・胸・肩には、ご覧のような立体感があり、 芯なしとは思えないほどです。
肩パッドが無しでも立体的な肩周り
イージーセットアップスーツは、肩パッドが無いのも特徴です。 芯地同様、肩パッドもスーツに立体感を与える副資材なので、仕立ての良し悪しが如実に表れる箇所です。 肩周りに立体感を出すには十分なイセ量が必要で、運動量を確保した袖付けを行わなければなりません。 袖や肩のイセ量は多くなるほど運動量が確保されるので、当然、その分、着心地も良くなります。
軽やかに着こなせるドロストパンツ
パンツはドローコード仕様のイージーパンツです。 ウエストの紐は中に収納できる仕様になっているので、ベルトを使用して着用することもできます。 また、ウエストの両サイドのみにゴムを配しているので、着用時にゴムが目立ちにくいので、 スポーティーなジャージパンツのような雰囲気にはならず、上品で小奇麗な着こなしが可能です。
Bespoke Suit(オーダースーツ) スタイリング詳細
Bespoke Suit(オーダースーツ) : fabric by SOLBIATI(ソルビアティ) Scarf : Kinloch (キンロック)
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