DRAPERS(ドラッパーズ)のイタリア製モヘアを使用したオーダースーツをご紹介します。 モヘアのスーツは盛夏用スーツの定番ですが、このスーツは春から秋まで長い期間着られる 合服感覚の珍しいモヘアのスーツです。
オーダースーツ DRAPERS(ドラッパーズ) MOHAIR イタリア製モヘア スリーピース
春から秋まで着られるモヘアのスーツ
肌触りがサラサラしていて肌離れが良いモヘアは涼感があるので盛夏用スーツの定番素材ですが、 このモヘアは、従来の盛夏用モヘアとはアプローチが違います。 一般的なイタリア製の盛夏用モヘアの生地ウエイトは230gぐらいなんですが、 DRAPERS(ドラッパーズ)のこのモヘアのウエイトは290gで、夏に着ると暑いと思います。(笑) 個人的には、日本の気候なら合服感覚でこのモヘアのスーツを着るのが良いと思っていて、 実際にお客様にもそうやってご案内しています。 肌寒い春先や秋口はスリーピースで着て、暑さを感じる5月~6月はベスト無しでスーツとして着る、 そんな着こなしをすると季節感を演出しつつ、長い間、モヘアのスーツを楽しむことが出来ます。
出張の多いビジネスマンのトラベルスーツに最適
DRAPERS(ドラッパーズ)のこのモヘアは、とにかくシワに強いです。 シワにならなくはありませんが、圧倒的にシワになり難いです。 その秘密は素材混率にあり、DRAPERS(ドラッパーズ)のこのモヘアはウール75%・モヘア25%です。 一般的なイタリア製モヘアはモヘアの混率を15%程度に抑えて柔らかさを出していますが、 DRAPERS(ドラッパーズ)のモヘアは、モヘアの混率を25%まで高めることでハリコシを生んでいます。 だから圧倒的にシワに強いんです。
ヘビーな生地を軽い仕立てのスーツに
何度もお話ししているので内容が被ってしまいますが、ヘビーな生地こそ軽く柔らかな仕立てが鉄則で、 それこそが、これからのクラシックスーツの主流になると思います。 特に肩先の表情には気を遣っていて、肩先が丸くナチュラルに落ちるようにしていますし、 袖の前側、見頃と袖の付け根(前ワキ)あたりが膨らまないようにしています。 袖の雰囲気にも僕たちなりの拘りを込めています。 ナポリのスーツのようなマニカカミーチャにはしていますが、 これ見よがしにギャザーを入れずコテコテしすぎないようにしています。 その方が都会的で見た目も洗練されると考えているからです。
Bespoke Suit(オーダースーツ)スタイリング詳細
Bespoke Suit (オーダースーツ) : fabric by DRAPERS(ドラッパーズ)
Shirt : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Tie : Francesco Marino (フランコバッシ)
Chief : MUNGAI (ムンガイ)