DRAPERS (ドラッパーズ) の4プライウールを使用したオーダースーツをご紹介します。 伝統柄をモダンにアレンジしたブルーのグレンチェックのスーツは、 トラディショナルな柄が持つ安心感を備えつつ、お洒落度を上げる一着です。
DRAPERS (ドラッパーズ) の新作戦
イタリア生地の新境地を開拓
4プライウールとは、双糸と双糸を撚り合わせて1本の糸にしたもので、 双糸とは、2本の糸を撚り合わせて1本の糸を意味します。 と言うことは、4プライは、4本の糸を撚り合わせて1本にしたもということになります。 DRAPERS(ドラッパーズ)のこの服地は、経糸と緯糸に4プライの糸を使ってゆっくり織り上げてあります。 370gのどっしりとした質感で、英国生地を思わせるハリコシと膨らみを備えています。
4プライウールの概念が覆る
英×伊の妙
通常、こういった生地は硬くて重たいのが相場ですが、この生地はそんな概念を覆しています。 実際に触れてみると、ハリコシがありつつも硬すぎず、 仕上がったオーダースーツに袖を通してみると、思いの外、重くありません。 そして、イタリア生地らしいキレイな発色。 双糸使いでこの発色というのは、とても珍しいことなんです。 と言いますのも、一般的に双糸使い(特に緯糸双糸使い)の生地は発色が控えめになるもので、 英国生地に落ち着いた色柄が多い理由はこういったことも関係しています。 パッと生地を見ただけでは分かりませんが、実はこんな特徴があるんです。
ブルーのグレンチェックで築く
モダンなスーツスタイル
チェック、とりわけ、こういったブルーのグレンチェックは、コーディネートが難しそう・・・ そう思う方もいらっしゃるかと思いますが、案外、着こなしの自由度は高いんです。 柄色がワントーンで統一されていますし、柄の主張も控えめなので組み合わせしやすく、 チェックとチェックを重ねるパターン・オン・パターンも、キレイに纏まります。 スーツのチェックが大柄なので、こんな感じのブロックチェックのシャツとも好相性です。 柄使い、色使いを統一すれば、個性的なスタイリングが楽しめます。 シンプルな無地のシャツでもOKですが、折角ですから冒険してみても良いのでは?
Bespoke Suit(オーダースーツ)スタイリング詳細
Bespoke Suit (オーダースーツ) : fabric by DRAPERS (ドラッパーズ)
Shirt : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Tie : FRANCO BASSI (フランコバッシ)
Chief : MUNGAI (ムンガイ)