春夏の紺ジャケットに使われることが多いメッシュ調の粗織りの生地をホップサックと言い、 春夏ジャケットの大定番生地として長年に渡り愛用されています。 そんな定番生地のホップサックを特別な存在に押し上げたのが今日ご紹介するカシミヤホップサック。 圧倒的にラグジュアリーなスペシャルファブリックです。
エグゼクティブが着るべき最上級のブラックジャケット
上質の本質を肌で感じられるカシミヤ&シルクのホップサック
カシミヤ93%・シルク7%のこちらは、DRAPERS(ドラッパーズ)のデッドストックファブリックで、 市場には出回っていない超希少な生地です。 原毛は内モンゴル産の一等級のカシミヤを使っているので、ブラックでも発色がキレイで上品な艶があります。 風合いは羽毛のように軽く、カシミヤの滑りとシルクの艶とさらりとした肌触り、 そして、ストレスなく体に馴染む柔らかな着心地が味わえる絶品生地です。
ピークドラペルのブラックジャケットで究極の威厳見せ
モード感が強いカラーのブラックは、そうならない為にも、クラシックなテイストに。 ジャケットの顔であるラペルは太めにして、大人の威厳と風格を醸し出したいところです。 ワイドラペルのダブル6ボタンのブラックジャケットは迫力と威厳を示す装いですが、 ともすると強い印象になりすぎる恐れもあります。 でも、見た目も着心地も軽いカシミヤ&シルクのホップサックなら適度な軽快感があるので、 威厳と軽快感のバランスが丁度良い塩梅で纏まっています。
大柄シャツ×タイで上級者の黒ジャケスタイルに
無地のブラックジャケットという控えめな装いを大柄シャツ×タイでモダンに魅せるスタイルがこちら。 ブラック×ブラウンという意外性のある色の組み合わせもさることながら、 メタルボタンの色をタイで拾ったりしながら、大柄を用いつつ、Vゾーンに繋がりを持たせてあります。 存在感を示した胸元がアダルトの魅力をより際立たせると思います。
ソフトコンストラクションが黒ジャケの魅力を引き立てる
軽く薄くしなやかな風合いが魅力のカシミヤ&シルクのホップサックは、 それに見合う仕立てがとても重要になります。 この素材をどう料理するかがテーラーのセンスの見せ所で、僕たちの答えはナポリ的な柔らかな仕立てです。 肩パッドが薄くシャツのように軽やかで、しなやかな生地のドレープを生むブラックジャケットは、 着る人の佇まいや仕草さえも優雅に魅せてくれます。
Bespoke Jacket(オーダージャケット) スタイリング詳細
Bespoke Jacket(オーダージャケット) : fabric by DRAPERS(ドラッパーズ)
Shirt : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Tie : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Chief : MUNGAI (ムンガイ)