新年あけましておめでとうございます。 年末年始のお休みを頂いており、2019年は今日から営業スタートになります。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。 10日間の休暇中は、普段ほとんど家に居ない罪滅ぼし?で、ガッツリ家族サービスの時間を取りました。 たまには、父親らしい姿も見せないといけないですね。(苦笑) 2019年最初の投稿は、年末に納品させて頂いたオーダーコートをご紹介させて頂きます。
Caccioppoli(カチョッポリ) カセンティーノ
鮮やかなブルーが映えるモダンなオーダーコート
生地表面の毛玉のような独特の風合いが特徴のカセンティーノは、 冬の定番素材として、イタリアのみならず日本でも愛用者が多い素材です。 ベージュやブラウンといったアースカラーが今年らしい選択ですが、 半歩先を見据えるならご覧のブルーがお薦めです。 Caccioppoli(カチョッポリ)らしい鮮やかなブルーのカセンティーノは、 スポーティーなジャッコーネと相性抜群です。 ファー付きのゴージャスなポロコートを仕立てた経験がある方もいらっしゃるでしょうが、 ブルゾン感覚で気軽に羽織れるジャッコーネも新鮮だと思いますのでオーダーメイドコートでトライしてみてはいかがでしょうか。
生地表面の毛玉のような独特の風合いが特徴のカセンティーノ
表面の毛玉が特徴のカセンティーノは、イタリアのトスカーナ地方の伝統的な織物で、 元々は狩猟用の衣類に使われていたようです。 ファッションに興味がない方が見たら、毛玉だらけの素材と思うでしょうが、 決してそんなことはなく、この毛玉にも、ちゃんとした意味があるみたいです。 あらかじめ、生地の毛足をカールさせることで、 狩猟中に衣類が木の枝などに引っかかってもキズが目立ちにくいように工夫されています。
軽く柔らかな仕立てのカセンティーノのコート
ヘビーデューティーな歴史を持つカセンティーノも、今ではタウンウェアとして多くの人に愛用されています。 しっかりウエイトがあって抜群の保温性を持つこの素材を現代的に着こなすには、 軽く柔らかな仕立てで仕上げることが鉄則です。
Bespoke Coat(オーダーコート) スタイリング詳細
Bespoke Coat (オーダーコート) : fabric by Caccioppoli (カチョッポリ)
Shirt : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Tie : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)