世界屈指のマシンメイドのオーダースーツの自信! 手仕事との融合で最高の軽さと柔らかな着心地を生むスーツ作り 粋 -iki- サルトリアライン③

コラム2019/09/02


フルハンドスーツに匹敵する着心地を実現した当店のプレステージライン、

粋 -iki- サルトリアラインの詳細についてのvol.3。

ジャケットのご説明を終え、今回はパンツについてお話しさせて頂きます。

人間の体で一番曲線が多いのが下半身で、それゆえ、パンツのオーダーというのはとても奥が深く、

拘り甲斐があるアイテムだと思います。
 
 

世界屈指のマシンメイドのオーダースーツ 
粋 -iki-「サルトリアライン」パンツ編

カーブベルト


パンツのウエストベルト部分(腰帯)には芯地が入っていますが、

サルトリアラインは、その形状が一般的なパンツとは大きく異なります。

写真をご覧いただきますと腰帯が大きくカーブしているのがお分かりいただけると思いますが、

これはパンツの帯芯をクセ取り処理でカーブさせているからです。

カーブした帯芯にすることで、パンツを履いた時に腰帯が体のカーブに沿うのでホールド感が増して

腰にフィットするベルトになります。

さらに、身頃のゆとりが増えるので、とても履きやすいパンツになります。
 
 

クセ取り


ここで人間の体を思い浮かべてみてください。

ヒップは膨らんで膝にかけて細くなり、そこからふくらはぎが膨らんで足首に向かって細くなっていますよね?

人間の体で最も曲線が集中しているのが下半身とお話ししましたが、

ヒップからふくらはぎにかけてが、正にカーブの集中箇所です。

クセ取りとは、この体のカーブに沿うようにアイロンワークで生地にクセを付ける作業です。

サルトリアラインでは、ビスポークスーツのようにパンツを斜(ハス)にクセ取りをしますが、

先ず膝を起点にして、そこからヒップにかけて斜めにアイロンを沿わせます。

そうするとヒップに膨らみが生まれて、膝には不必要な膨らみが出ません。

次は同じく膝を起点にして、今度はふくらはぎ部分に向かって斜めにアイロンを沿わせます。

すると今度はふくらはぎ部分に膨らみが生まれます。

ヒップ➡膝➡ふくらはぎ➡裾に向かってS字のようなカーブを作ることで

パンツが人間の体の丸みに沿った立体的な形状になる為、抜群にキレイなシルエットになります。
 
 

ボタンフロント&パンチェリーナ


伝統的なナポリ仕立てのパンツの基本となるのがボタンフロントとパンチェリーナで、

とてもクラシックなナポリらしい仕様です。

ボタンフロントの場合、ボタンホールが開くので横方向への運動量があり、

体型や体の動きに合わせてパンツが動いてくれます。

またパンチェリーナ仕様はウエストのホールド感が高まるのでパンツの前が下がり難くなります。

ファスナーのパンツに慣れている現代では好き嫌いが分かれるディテールでしょうが、

より濃いナポリテイストのスーツを味わうにはおすすめの仕様です。
 
 

ハンドステッチ&手穴

パンツでもハンドステッチと手穴(ハンドのボタンホール)のオプションもご用意しました。

ジャケット・パンツともハンドステッチ&手穴のスーツには、

ナポリの手縫いスーツのようなオーラが漂います。
 
 

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※時系列で順番にご覧頂くと分かりやすいと思います