ヴィンテージの洋服には、長年の着用によって現れる味わい深さというものがありますよね。 今回自腹買いリポートするのは、ヴィンテージのように育てる楽しみが味わえるジャケットです。 シワやヨレを気にするのではなくそれが味になり、 年輪を重ねていくような楽しみ方ができるジャケットって、すごく魅力を感じませんか? この動画をご覧頂くと、もしかしたらそんな魅力に気が付いてもらえるかな?って思います。
DRAPERSのウール&リネンを自腹買いリポート
リネンのシワの味ってこういうことだったのか!
リネンのスーツやジャケットってシワになりますよね? でも、そのシワを気にするのではなくて、それが味だと考えて着用すると言われますが、 実際のところ、とは言うものの、シワやヨレが気になりませんか? 少なくとも、僕はそれが気になるので、今までリネンのスーツやジャケットは着ませんでした。 シワやヨレが味になるのは分かるけど、それって素材によると思っていて、 あまりにもシワシワでヨレヨレな服は着たくないですから。 実は、DRAPERS(ドラッパーズ)のウール&リネンは、僕のようにリネンが苦手な方にこそお薦めなんです。 素材の混率はウール50%・リネン50%です。 この混率が黄金比で、ウールの柔らかさと復元力、リネンの清涼感が、絶妙な塩梅でミックスされています。 リネン100%のジャケットよりシワにならないのは勿論なんですが、そもそものシワの入り方が違っていて、 リネン100%の場合はパキッとした硬いシワなのに対し、ウール&リネンだとシワの入り方が柔らかいんです。 これだとシワになっても気にならず、むしろ味になるということが理解できます。 この辺りは文章よりも実際に動画でシワの入り方をご覧頂くのが分かりやすいと思いますので、 一度ご覧になって頂けたらと思います。
育てる楽しみがあるネイビーブレザー
DRAPERS(ドラッパーズ)のウール&リネンは、1メートル辺りの生地ウエイトは310gで、 春夏生地としては、かなりどっしりした風合いです。 しっかりした打ち込みで織り上げられているので新品の時は少し硬いんですけど、 着るたびに体に馴染んで着やすくなります。 この着やすくなる感覚は、自身の体型に合わせて作るオーダーだと、より一層、味わうことができます。 着用を重ねることでジャケットが自分の体に形になり、柔らかなシワと相まってどんどん味が出てきます。 この独特な感覚は、他のジャケットでは味わえないと思います。 まぁ、ひとつ難点?を上げるなら、リネンジャケットとは言っても夏に着れないということですかね。。。 でも、その分、春・秋・初冬ぐらいまで着られるので、着用期間は長いですけどね。
Bespoke Jacket(オーダージャケット) スタイリング詳細
Bespoke Jacket(オーダージャケット) : fabric by DRAPERS(ドラッパーズ)
Bespoke Trousers (オーダーパンツ) : fabric by CANONICO (カノニコ)
Bespoke Shirt : LES LESTON (レスレストン)
Tie : LUIGI BORRELLI (ルイジボレッリ)
Chief : MUNGAI (ムンガイ)