LES LESTON(レスレストン) 日本を代表する世界最高峰のシャツメーカー

オーダーシャツ レスレストン

大阪・中之島にショップ兼工房を構えるビスポークシャツメーカー LES LESTON(レスレストン)。 多くの服好きを虜にするシャツブランドで、ビスポークとMTM(メイドトゥメジャー)で、ひとり一人の顧客に向けたオーダーメイドのシャツ作りを行っています。 シャツは第二の皮膚とも言われ素肌に着るものなので、着心地をダイレクトに感じるアイテムです。それ故、シャツはとても重要な存在です。イタリアの男性はこのシャツの重要性を分かっていて、シャツに投資する文化が根付いています。ですが、日本においては、ファッションが好きな男性以外はシャツの重要性に気が付いていません。 『シャツの文化をもっともっと日本の男性に浸透させたい!』創業者の久木元亨氏の想いで長年に渡り徹底的にこだわった最上級のシャツを作り上げてきたのがレスレストンです。世界最高品質といっても過言ではない最上級のシャツです。

LES LESTONと私の出会い

「大阪に最高のシャツを作るメーカーがある」知人からそう聞いたのが私がLES LESTONを知るきっかけでした。そして、2006年に一度工房に訪問させて頂き、商談させて頂いたことがあるんです。久木元氏の圧倒的なこだわりと情熱の下に作られたシャツはとても魅力的だったのを今でも覚えています。ですが、当時の私には、まだLES LESTONのシャツを取り扱える自信がありませんでした。。。 その後、私は長年ルイジボレッリのシャツを愛用し、お客様にもご紹介してきました。ボレッリのシャツは着やすくてお客様にもご満足頂いていましたが、ある時期を境に毎シーズン値上がりするようになったんです。最初はあまり気にしていませんでしたが、少しの値上がりが積み重なってくると、いつか品質と価格のバランスが崩れてしまうのではないか?という疑念が湧いてきました。 そこで、「他にもお客様に満足して頂けるシャツはないだろうか?」と考えるようになりました。 色々考えた結果、私が辿り着いたのがLES LESTONのオーダーシャツでした。2006年に工房にお邪魔した際に頂いた当時の資料を読み返してみました。私自身、経験を重ねたことで理解度が深まり、当時よりもLES LESTONのシャツの素晴らしさが分かるようになっていました。 『LES LESTONのシャツをお客様にご紹介したい!!』思いが固まり、LES LESTONさんにご連絡したのが2018年で最初の訪問から実に12年後です。お取引させて頂きたい想いをお伝えし、「一度検討させてください。」というお返事を頂きました。でも、それから、1カ月、2カ月、3カ月、半年以上経ってもお取引の話は全く進展しませんでした。私の想いは日に日に募り、「お客様にご紹介したい」気持ちは強くなっていきました。 何が問題なのか、色々考えた末、あることに気が付きました。 『お客様にご紹介したいって言ってるのに、その前に何で自分で着てみないの?』 『自分で着もせずに良さが伝えられるの?』 お取引したい気持ちが先走り、一番大切なことを忘れていたんです。そして、次の定休日を利用し、アポなしでLES LESTONさんにお邪魔しました。 対応してくださったのは、創業者の久木元亨氏。 先ずは自分で作りもせずにお取引したいとお伝えしたことをお詫びしました。そして、「今日は自分のシャツを作りに来ました。先ずは自分で着てみます。その結果、やっぱり良い!と思ったら、その時はお取引を前向きに検討してください。」そうお願いしました。 久木元氏からは、「なかなかお話を進められず申し訳ありません。色々と調整が必要なことがあり、間違いが起きないように時間をかけてやっていたので遅くなってしまいました。今すぐにとは言えませんが、そこまで仰って頂けるなら、前向きに検討させて頂きます。」というお返事を頂くことが出来ました。 それから4カ月後、待ちに待った着用分のビスポークシャツが仕上がりました。袖を通した瞬間、今までに感じたことのない心地良さがありました。その瞬間、自分の想いは確信に変わりました。 そして、最初の出会いから13年後の2019年、LES LESTONのオーダーシャツの取り扱いがスタートしました。

3名で作る世界最高品質のシャツ

レスレストンは、『着心地の良いシャツを作ることでシャツの地位を上げたい』という思いの下、1986年に久木元亨氏が立ち上げたシャツ専業メーカーです。妥協のないモノ作りから生み出されるシャツは着心地の良さは勿論、ケアのしやすさまで考え抜かれています。シンプルさを極めたレスレストンのシャツは控えめながらも独特の色気があり、袖を通した瞬間にその良さを実感できる魅力的なシャツです。 レスレストンのオーダーシャツは、ビスポークとMTMの2種類あり、ビスポークもファクトリー製のMTMも、制作工程は基本的には同じです。ファクトリーに在籍する職人の中で、レスレストンのMTMシャツの制作に関われるのは3人のみです。ですから、MTMでも生産キャパは限られますし、納期も約2カ月かかります。数量ではなく質を求めるこの姿勢が、レスレストンのシャツの美しさの源です。

美しい襟のロールの秘密

シャツの顔は襟だと私は考えています。この襟の表情がシャツの印象を大きく左右するものだと思います。僕が感じるLES LESTONのシャツの最大の魅力は、この色気のある襟の表情です。ここまで立体的で美しい襟のロールを描くシャツは世界中を見渡してもそうそうない筈で、このエレガントなシャツを作り出せるのがLES LESTONの凄さであり魅力だと思います。 LES LESTONのシャツの美しい襟のロールには当然ながら理由があります。それが芯地使いで、襟の芯地を正バイアスに取ることでこの美しい襟の表情を生み出しています。バイアスとは斜め45度のことで、芯地の字の目を正しく斜め45度にすることによってタテヨコ両方向のクセと余りを取っている為、襟の返りが良くなって美しいロールが生まれます。こういったこともLES LESTONの創業者である久木元氏が研究を重ねた末、生み出した独自のノウハウです。

ガンガン洗って着ることを楽しめるシャツ

レスレストンのシャツは接着芯を推奨しています。その理由はフラシ芯はシワになるからです。 接着芯=安物というイメージがあるかもしれませんが、世の中には色々な品質の芯地があります。安価な化繊の芯地だと生地の風合いより樹脂の風合いの方が強くなりますが、レスレストンでは、生地の風合いを損なわない綿の双糸使いの上質なものを使用しています。水に浸したら縮みを復元できるこの芯地を正バイヤスにすることで、洗濯後に襟とカフスを"パンパン"と引っ張れば縮みを伸ばすことができます。 レスレストンのシャツの魅力は襟のロールの美しさだけではなく、他にも多くの拘りが詰まっています。思わずため息が漏れるほど芸術的なミシンステッチの美しさ、着心地を向上させる袖のカーブ、ノータイで着た時にもエレガントに見せる為に第三ボタン下で貸された前立てのステッチ、アイロンが掛けやすいように考えられたカフスと剣ボロの設定数値など、細かく上げれば枚挙に暇がありません。

LES LESTON シャツのオーダーシステム

LES LESTONのオーダーシャツは、ビスポークとMTMの2種類があり、ビスポークはオーダー会イベント時にご注文頂けるシステムです。当店で展開するのはMTMで、先ずはボディサイズを採寸し、その後、ゲージサンプルをご試着頂きフィッティングを行います。

レスレストン MTMシャツの襟型とカフスデザインについて

レスレストン MTMシャツの襟型は全10種類、カフスデザインは6種類あります。 スーツに合わせるエレガントな襟型からカジュアルな襟型まで揃い、仕事だけでなくプライベートでも愛用できます。以下、それぞれの特徴やオーダー料金について詳しくご紹介します。

襟型について

レギュラーカラー

ワイドスプレッド

セミワイド

セミワイド(9㎝)

ボタンダウン

タブカラー

クレリック

レスレストン MTMシャツ 襟型一覧 ・レギュラー ・レギュラー(9㎝) ・レギュラー ショートポイント ・ワイドスプレッド ・セミワイド ・セミワイド(9㎝) ・ボタンダウン ・タブカラー ・カッタウェイ ・カッタウェイ(角丸)

カフスデザインについて

シングル ラウンド

シングル アングルカット

レスレストン MTMシャツ カフスデザイン一覧 ・シングル ラウンド ・シングル アングルカット ・コンバーチブル ラウンド ・コンバーチブル アングルカット ・ダブル スクエア ・ダブル アングルカット

生地の種類

LES LESTON MTMシャツでお選び頂ける生地は、上質な日本製ギザコットンからインポートまで多岐に渡ります。当店では、常時、1,000種類以上のシャツ生地をご用意しています。取り扱い生地は下記の通りです。この他、スポットで多数の生地が入荷します。

GIZA(ギザ)

エジプトの厳選された超長綿GIZA88。タテ糸とヨコ糸に毛羽焼きしたガス糸を用いて高密度で織り上げる事により、その特長である美しい光沢となめらかさを最大限に引き出してあります。毛羽の少ない均一なクオリティ、シルキーでふくらみのある肌触り、上品な光沢と深みのある発色性が魅力の日本製高級シャツ生地です。

THOMAS MASON(トーマスメイソン)

トーマス メイソンは、1796年創業の英国のシャツ生地メーカーです。現在は、イタリアのAlbini(アルビニ)社によって買収され、生産拠点をイタリアに移しています。 高級シャツ生地の代名詞でもあるトーマスメイソンは、日本でもっとも知名度のあるシャツ生地メーカーかもしれません。細番手のシャツ生地を得意としており、シルバーライン(100番手・120番手双糸のコレクション)、ゴールドライン(140番手双糸のコレクション)が有名です。細く滑らかなだけでは、耐久性がなくシャツ生地には適しませんが、トーマスメイソンのシャツ生地は、双糸(2本の糸を撚って1本にしたもの)が使われているので、滑らかでありながらハリコシと耐久性があります。この圧倒的な品質の良さが、アルビニ買収後の今なおロイヤルワラント(英国王室御用達)の称号を手にし続ける由縁です。

ALBIATE(アルビアーテ)

アルビアーテ社は1830年創業のイタリアのシャツ生地メーカーで、現在は、アルビニ社の傘下で魅力的な生地を作り続けています。同じアルビニグループのトーマスメイソンが、ドレスコレクション中心であるのに対し、アルビアーテは、カジュアルでリラックしたシャツ生地を得意としています。デニム、シャンブレー、起毛、太番手オックスフォードなど、他のシャツ生地メーカーとは違う独自の審美眼でセレクトされたコレクションです。

S.I.C.TESS(シクテス)

1924年にイタリアのミラノ郊外にあるマザーテで創業して以来、シクテスはシャツ生地の最高級ブランドとして、高品質な生地を追求しています。2005年にはMONTI(モンティ)社のグループ傘下に入り、現在ではモンティの1部門としてシクテスブランドを継続しています。シクテスの伝統は守りつつ、高品質でクラシックなデザインに加え、モダンなデザインもコレクションに取り入れています。 最高級のエジプト綿の120/2、140/2、170/2、200/2、240/2、300/2という幅広い番手を使用し、織り密度を高めることでシルクのような滑らかな肌触りを実現しています。ツイル、オックスフォード、ボイル、パナマ、ジャガードなど、毎シーズン豊富なコレクションを打ち出し続けています。

ALUMO(アルモ)

約100年前、スイスのザンクトガレンで創業。高番手の綿を中心に、ウールコットン、シルク、といった、様々な素材を提供しています。 良質な綿花を繊維を傷めないように人の手でひとつひとつ摘み、成熟に合わせて何度も手間をかけて収穫されます。繊維が均一で細く長く弾力があり、柔らかでシルクのような光沢を備えているのが特徴です。これらの綿花は超長繊維と呼ばれ、世界中で生産される綿花のわずか0.5%足らずの貴重な綿花です。これらから紡いでできる高級番手の綿糸を使用しています。 生地の生産過程でも、ホルマリンを使用せず、全ての生産工程は環境問題に熱心なスイスで責任を持って、紡績、紡織、仕上げを一貫して行っています。それ故、綿織物としては比較的高価格になりますが、それにはこのようなしっかりした理由があります。

CANCLINI(カンクリーニ)

カンクリーニは、1925年にイタリアのコモ地方にてシルクの製造業者として始まりました。その後、コットン製の生地メーカーへ転換した歴史があります。 生地コレクションには、コンパクトヤーン(表面の毛羽が少ない糸)を使用した糸番手80/1と、エジプト産の超長綿を採用した双糸のドレスコレクションが中心です。その風合いは特徴的で、美しい発色と柄、非常に柔らかくしっとりした滑らかさがあります。この風合いを生み出す為、水質にこだわり、天然水を使用して生地を作ります。社内の営業部門だけではなく、ファッションブランドやメゾンデザイナーで構成されるチームで研究を重ね、オリジナルの生地を作り上げています。

MONTI(モンティ)

1911年、イタリアのトレビソ北部で、モンティ3兄弟によって設立されたイタリアを代表するシャツ生地メーカーです。 原綿はナイル川流域東部で収穫される良質のエジプト綿を使用。良質なエジプト綿で織り上げたシャツ生地は洗うたびに柔らかさを増し、長く着用できます。定番のオックスフォードやツイル、ドビーは勿論のこと、春夏はリネンやからみ織り、秋冬は起毛素材のコレクションも取り揃え、イタリアならではのファッション性と色彩が魅力です。

LES LESTON MTMシャツの価格と納期について

LES LESTON MTMシャツの納期は、概ね2カ月ほどです。また、価格についてはデザインや生地により変動しますが、シャツ生地ブランドごとの基本価格は下記の通りです。刺繍¥1,100+tax、比翼¥1,100+tax、クレリック¥2,200+taxのオプションが選べます。

ギザコットン
・ブロード ¥35,000+tax~ ・シャンブレー ¥36,000+tax~ ・ハケメ ¥36,000+tax~ ・ツイル ¥36,000+tax~ ・ロイヤルックスオックスフォード ¥36,000+tax~ ・ドビー ¥36,000+tax~ ・ポプリン ¥37,000+tax~ ・シーアイランドコットン ¥40,000+tax~ ・リネン ¥41,000+tax~ ・コットンリネン ¥38,000+tax~
トーマスメイソン
・トーマスメイソン ¥38,000+tax~ ・ジャーニー ¥41,000+tax~ ・シルバーライン ¥41,000+tax~ ・ゴールドライン ¥44,000+tax~
アルビアーテ
・アルビアーテ ¥40,000+tax~ ・アルビニ ¥41,000+tax~
シクテス
・シクテス ¥42,000+tax~
アルモ
・アルモ ¥43,000+tax~
カンクリーニ
・カンクリーニ ¥39,000+tax~ ・voyager ¥43,000+tax~
モンティ
・MONTI ITALY ¥41,000+tax~ ・MONTI INDIA ¥37,000+tax~
その他、インポートシャツ生地
・デビッド・ジョン・アンダーソン ¥50,000+tax~ ・アルビニ ¥39,000+tax~ ・スペンスブライソン(リネン100%) ¥53,000+tax~ ・カルロリーバ ¥68,000+tax~

私がオーダーして愛用しているLES LESTON シャツ

最後に私が愛用しているLES LESTONのシャツをご紹介します。私は既製のシャツを着るとウエスト周りが余ります。でも、体が右側に捻じれているので、片方の背中が膨らんでいます。これが結構難解で、背中にダーツの入ったシャツだと背中がすごく苦しんです。この難問を解決してくれたのがLES LESTONのビスポークシャツでした。ダーツなしでもウエスト周りはスッキリして、背中も苦しくないんです。座ってデスクワークをしている時でも背中に圧迫感がありません。これには感動しました。

愛知県内唯一のレスレストン MTMシャツ取扱店

少数精鋭で生産される世界最高品質のレスレストンのオーダーシャツは、愛知県内においては、当店のみが取り扱っています。 当店はデザインサンプル、試着サンプル、生地サンプルを常設し、オーダーを承れる体制を整えています。レスレストンに興味がある方、上質なシャツを揃えたいとお考えの方はお気軽にご相談ください。 お持ちのスーツやジャケットをご持参いただいてのシャツ選びもOKです。貴方のスタイルを格上げしてくれるシャツをぜひ当店で!

小川

お客様のお話をじっくりお伺いさせていただき、ご要望にお応えできるように努めております。オーダーメイドの製作のみならず、スタイリングやコーディネートのお手伝いをさせて頂くことで、お一人お一人の魅力引き立つファッションをお楽しみいただくことが一番の喜びです。是非、お気軽にご相談、お問い合わせください。

LES LESTON(レスレストン) 日本を代表する世界最高峰のシャツメーカー

シャツ

LES LESTON(レスレストン) 日本を代表する世界最高峰のシャツメーカー

イタリアシャツを凌駕する美しい衿 LES LESTON "MTM Shirt"(レスレストン シャツ)

シャツ

イタリアシャツを凌駕する美しい衿 LES LESTON "MTM Shirt"(レスレストン シャツ)

洒落感を演出できるドレスシャツ LES LESTON "MTM Shirt"(レスレストン シャツ)

シャツ

洒落感を演出できるドレスシャツ LES LESTON "MTM Shirt"(レスレストン シャツ)

LES LESTON(レスレストン)のクレリックシャツ

シャツ

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気品漂う白シャツ LES LESTON(レスレストン)のオーダーシャツ

シャツ

気品漂う白シャツ LES LESTON(レスレストン)のオーダーシャツ

最後にたどり着く究極のシャツです!LES LESTON(レスレストン)のオーダーシャツ

シャツ

最後にたどり着く究極のシャツです!LES LESTON(レスレストン)のオーダーシャツ